浅草合羽橋本店

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ADDRESS

〒111-0035 東京都台東区西浅草2丁目5-4

2-5-4 Nishiasakusa, Taito-ku, Tokyo

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OPEN

10:00 - 17:30

TEL

03-6555-2270

ACCESS

東京メトロ銀座線「田原町駅」3番出口下車 徒歩7分
つくばエクスプレス「浅草駅」B出口下車 徒歩6分
銀座線など各線「浅草駅」3番出口下車 徒歩10分

Tokyo Metro Ginza Line "Tawaramachi Station" Get off at Exit 3, 7 minutes on foot
Get off at Tsukuba Express "Asakusa Station" Exit B, 6 minutes on foot
10-minute walk from Exit 3 of Asakusa Station on the Ginza Line and other lines

お店からの更新

日本酒 │ 美硝ができるまで

ガラス専門店がなぜ日本酒を? TSUCHI-YAは「日本の丁寧を世界へ」という想いを、日本の切子やガラス工芸を通して伝えてきました。2023年から増えてきた海外からのお客様の中で和食レストラン、寿司店を営む方々が日本酒を提供する際のハンドメイドのぐい呑や片口を探される機会によく出会うようになりました。そこで、世界で注目される和食や日本酒を通して日本のガラス工芸を世界へ発信したいと考えました。そして、飲み終わった後にウォーターボトルとして使っていただけるリユースを目指した酒瓶とするため新たにデザインを始めました。   リユースされるラベルレスの酒瓶 「純米大吟醸│美硝」の瓶はレガロ720という 製造は山村製壜所、販売はきた産業の既存品です。特徴は製壜難易度が高い、口元へ細くなる形状。そのシルエットの美しさに魅了されました。酒店や居酒屋で目にする日本酒はこれらのガラス瓶に酒蔵や酒名のラベルを貼ったパッケージがほとんど。しかし私たちは、リユースを目的としているため、ラベルを貼らないボトルデザインを目指しました。※ボトル背面には弱粘着の品質表示ラベルを貼付 デザインの原点は当店の人気商品 美硝のボトルデザインは当店の人気商品である、「フロストウォーターボトル」が原型。こちらはレガロ720の全面をフロスト加工した、滑らかな手触りのウォーターボトルです。これまでもガラス瓶やボトルはリサイクル資源として循環するシステムが構築され普及してきましたが私たちは、既成のガラス製品を消費するのではなく生活の中で持続的に使えるものを、と考えました。そしてReadymade Craftというコンセプトで企画。その第一弾が  「フロストウォーターボトル」です。第二弾では、実験で使われる毛細管の三角軸によるオリジナルのガラスペンも発表しました。飲食店やペットボトルで水を飲まれるお客様の、「テーブルの雰囲気を壊さない水差しが欲しい」 という声に応え、フロストウォーターボトルは開店来の人気商品となりました。   手仕事によって実現したデザイン 瓶をフロスト加工することは当初からの目標。それは、半透明の面と透明面のコントラストにより水がより美味しく感じられると考えていたからです。しかし、量産のフロスト加工は液体に漬け込むことで瓶全体を半透明にするため、ラベルの形を残したり、半透明にするマスキングができないのが常識でした。そこで、サンドブラストのガラス作家さんに会い、手作業のフロスト加工をお願いして回りました。技術的には可能でも、時間がかかりすぎるため難航。 最終的には、このプロジェクトに賛同いただいたガラス作家の多田えり佳氏が引き受けてくれました。   新色「深海」は無名の規格外品 次に、美硝でご好評いただいたガラス色「深海」。本来、この色のレガロ720は流通していません。山村製壜所では複数の色の瓶が製造されていますが、年間で各色の製造スケジュールは決められています。例えば、緑色から青色に製造を切り替えていく中で色が変化し続けている中間色、それが「深海」です。色が変化し続けていくため、同じ色の瓶が求められる量産飲料では採用されたことはありませんでした。山村製壜所はこれをなんとか活用したいと考え試作。きた産業で目にした私たちは、美しさに魅了され、すぐにウォーターボトルの新色にとお願いしました。   ウォーターボトルで食卓を素敵に 酒瓶をデザインする上では量産可能なことも重要。全面をフロスト加工することは非現実的でした。発想を逆転しラベルだけをフロスト加工することに。量産加工は、ガラス作家の関根さお里氏に依頼。結果的に、ガラスの透明感とラベルの存在感によってウォーターボトルとして商品化を望む声も出ました。現在、フロストラベルボトルとして計画中です。今後もこの「Readymade Craft」のコンセプトで世の中に既にあるものを手しごとで価値をあげ、日本の丁寧を世界へ伝え続けたいと考えています。 <純米大吟醸│美硝>製壜:株式会社山村製壜所瓶卸:きた産業株式会社加工:関根さお里(青樹舎硝子工房)日本酒:河忠酒造株式会社この度、美硝が「ガラスびんアワード2024」で最優秀賞を受賞いたしました!

美の匠 ガラス工房 弟子丸│薩摩切子

TSUCHI-YA│ガラスの器と工芸では、鹿児島にある2つの工房の協力により薩摩切子のお取扱いを開始いたします。今回ご紹介するのは鹿児島県霧島市の「美の匠 ガラス工房 弟子丸」です。 神話や伝説に彩られた霧島 日本百名山の霧島山と桜島が浮く錦江湾の中間に位置する「ガラス工房 弟子丸」は山と海の自然に恵まれた場所にあります。主宰の弟子丸努さんが生まれ育ち独立したそんな霧島の地を私たちは訪れました。 霧島連山の麓で清浄な空気に包まれている「霧島神宮」も工房から車で約30分。雨の参道は、空気が涼しく神秘的でした。 霧島温泉郷から霧島神宮に向かう国道223号沿い丸尾滝(まるおのたき)の滝見スペースで深呼吸。静かな場所で気持ちの良い時間を過ごせます。 遠浅で波も静かな錦江湾の海岸は霧島錦江湾国立公園に指定される我が国最初の国立公園の一つと言われています。 四季折々に神秘的な自然美を見せるこの霧島の地で 弟子丸氏が率いる工房が、削り、磨き上げる薩摩切子の魅力にいよいよ迫っていきます。 刹那の技を現代で継ぐ切子師 弟子丸努さんは薩摩切子復刻1期生として「薩摩ガラス工芸(現:島津興業)」に入社、「薩摩切子」の復元に携わり、貢献されました。その伝統をトレースする確かな技術を携えて切子師である弟子丸さんが次に選んだ道は、「薩摩切子の新たな価値を創造する」道でした。   不可能と言われた黒切子の誕生 2006年、黒切子(霧島切子)を発表。 『鹿児島には黒豚、黒牛、黒糖、黒酢が あるのだから、黒い切子をやってみないか。』と当時の上司に勧められたのがきっかけ。 しかし、光を通さない黒ガラスは透かして刃が見えないことから、切子加工は不可能と当時は思われていました。 弟子丸さんは、手が自然に自分が求める方向へスーッと動くまで長い時間、同じ作業を繰り返し手と刃が同化する感覚まで技を磨きました。 そんな弟子丸さんの異次元の苦労の末に、「薩摩黒切子」は生み出されたのです。 名入れができる「霧島切子」を考案 弟子丸さんの勢いは止まることを知りません。これまでにお客様のご要望が多かったけれど薩摩切子の伝統を重んじ断ってきた「名入れ」。お客様の声になんとか応えたいと考えた結果、「霧島切子」という新ブランドで実現させます。確かな技術で薩摩切子の伝統を継承しつつも、現代においても見る者を魅了しつづける弟子丸さんのこの姿勢に私たちは共感しました。 伝統があるからこそ際立つ革新 新しい色で薩摩切子、さらには切子業界に新風を巻き起こしてきた弟子丸さん。小樽の吹きガラス工房「KIM GLASS DESIGN」と「琥珀」「オリーブ」などの新色を共同開発。薩摩切子の再解釈に命を燃やし続けています。弟子丸さんの存在を「革新」と表現できるのは、島津薩摩切子の「正統」があってこそではないか。そして、その両雄が現在進行形で薩摩切子の歴史を刻んでいる今を、この目で確かめられた旅でした。オンラインでの購入はこちら。

薩摩ガラス工芸│島津薩摩切子

TSUCHI-YA│ガラスの器と工芸では、鹿児島にある2つの工房の協力により薩摩切子のお取扱いを開始いたします。今回ご紹介するのは鹿児島県鹿児島市の「薩摩ガラス工芸 島津薩摩切子」です。 薩摩切子の歴史は島津の歴史 薩摩切子を語る上で決して外すことのできない島津家とその硝子事業の中心地を訪れました。島津家が中心となり取り組んだ薩摩切子の復元。その中心となった会社が「薩摩ガラス工芸」で「島津薩摩切子」はブランド名称となります。 島津薩摩切子の「薩摩切子工場」は世界文化遺産の構成資産に登録された「仙巌園」に隣接しています。 桜島を築山に錦江湾を池に見立てた名勝仙巌園は大河ドラマ「西郷どん」の撮影地でもありました。 国の有形文化財にも指定されている 白い木造 「磯工芸館」は島津薩摩切子の直売店舗であり工場が併設され、無料で見学が可能です。 磯工芸館に足を踏み入れるとまるで宝石店のよう。商品が並ぶ白いテーブルは、「復元」や「二色衣」など、シリーズ毎に見やすく整理されています。 未来を見据え組織化されたつくり手集団 薩摩ガラス工芸は、生地作りから切子加工まで一貫して生産する日本で数少ない切子工房のひとつとして、成形、カット、磨きの職人32名が在籍しています。(2023年9月現在)現在進行形で伝統を築いている薩摩切子の世界。将来を見据え新卒採用と人材育成も大切です。平均年齢は30歳前後ですが、高卒入社の職人は20代で既に10年以上経験を積む職人もいます。 薩摩切子復元の立役者 薩摩ガラス工芸の若き職人たちを牽引するのは、薩摩切子の 復元及び制作における第一人者である「中根櫻龜( なかね おうき)」さん。出身は兵庫県尼崎市、武蔵野美術短期大学を卒業。後に「東京ガラス工芸研究所」に入所、卒業直前に鹿児島県からの薩摩切子復興の人材派遣要請に、同研究所の推薦をうけ、薩摩切子に携わることに。最初は一人で全てが手探りの状態、資料の検証と実物の実測から 必要な工具を考えるなど中根氏の気が遠くなるほどの尽力がなければ、100年も途絶えていた薩摩切子を復元することは出来なかったと言われています。 鮮やかで澄んだ色の美術工芸品 島津薩摩切子はとても鮮やかで澄んだ色が特徴。さらにグラデーションによる「ぼかし」表現はシャープな美しさをもつヨーロッパのガラスや、江戸切子とは、対照的な魅力でもあります。   薩摩切子の新しい表現「二色衣」 2001年、新しい色彩が生まれました。『2色被せ』技法により、薩摩切子の鮮やかな2色を重ねたガラス生地をカットすることによって、染め物のような「色の濃淡」が表現されました。 「薩摩切子の歴史を絶対途絶えさせてはならない」「100年後も素敵だと思われる品格あるデザイン」中根さんの言葉は、薩摩切子の「正統」を伝える私たちつなぎ手に、託された言葉と思っています。 オンラインでの購入はこちら

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