連続する、繊細な縦の線。片手に収まる小さなグラスですが、この無数の線によって広がりを感じさせるデザインです。透明な世界に、どれだけシンプルに、印象的にカットを施すか。「江戸切子」工房の一つ「小林硝子工芸所」の若き4代目・小林昂平(こうへい)氏の試みによって生まれた製品です。「小林硝子工芸所」は明治末期より続く、「江戸切子」のなかでも歴史ある工房。父である3代目・淑郎(よしろう)氏は、ガラス全面にカットを入れた、きらびやかな総柄の作品を数多く制作しています。父に敬意の念をもちながら、一方で自分にしかできない表現を日々模索。父が華やかな表現をするのであれば、自分はシンプルな線でより美しさを表現できないかと考え、このグラスが生まれました。洗練されたカットを片手に、お好きな飲み物をお楽しみいただけます。
小林硝子工芸所 | 東京
クリスタルガラス | 切子、サギング(キルンワーク)
明治41年に始まり、現在3代淑郎氏、4代昂平氏の二人が技を受け継ぐ。緻密で豪華な総柄の作品をはじめ、ジュエリー、オリジナル技法「サギング切子」でガラス生地から制作も行う。
サイズ:W51mm × D51mm × H64mm
満水量:45ml
※サイズは目安となり、個体差がございます。
製品はひとつひとつハンドメイドで作られています。掲載写真とお手元に届く製品には、色、形、若干のサイズ、風合いが異なることがございます。それぞれの個性としてお愉しみください。
※個体差による返品、交換はお受けできません。予めご了承ください。
通常はオリジナルの桐箱でのお渡しとなります。
のしをご希望の場合は、内のしとなり包装紙でお包み発送となります。