6月末から始まる作品展では、能登島ガラス工房の能登藍(のとブルー)と耐熱のパープルを取り上げます。
会期:6月26日(金)から7月5日(日)
場所:TSUCHI-YA銀座店
当店でも一番人気の能登藍の作品。今回の展示では、実際に能登島の工房を訪れた際に出会った作品を、能登藍の色で制作いただいた新作が並びます。
中でも特に気に入っているのが「みつひら小鉢」と「鶴首花器」。工房のショップで拝見した時、小鉢は透明で、花器は耐熱の紫色でした。そのままでももちろん素敵だったのですが、今回のテーマに合わせ、能登藍でお願いしました。完成した作品を見て、物としての魅力と使うシーンが自然と浮かぶ実用性、両方を備えたバランスに惹かれました。
そして能登島ガラス工房の所長である菊池さんは、能登藍の「流」シリーズの作者でもあります。工房へ伺った際、制作風景を見せていただきました。「流」の特徴であるうねった波のようなデザインは、ガラスが熱いうちに細いガラスを巻きつけ摘んで模様をつけることでできています。
こちらのタンブラーも、もともとは透明の作品をショップで見かけ、能登藍での制作をお願いしたものです。さらっと1つ仕上げてくれましたが、その完成度から、菊池さんの技術力の高さを感じました。
能登藍に加え、紫色の耐熱ガラスの作品もご用意します。抹茶碗や、片口も耐熱ガラスなら幅広い用途でお使いいただけます。こちらも通常白い線の模様が入っていますが、よりシンプルでガラスの色が楽しめる無地でご制作いただきました。
夏場はいるだけで倒れそうなくらい暑い工房で、4人の職人の方々が作品展のために作品をご用意してくださっています。一点一点の数は多くありませんが、それぞれに思いの詰まった作品ばかりです。皆さまにご覧いただけることを、私たちも今からとても楽しみにしています。初夏のお出かけの予定のひとつに、加えていただけたら嬉しいです。
文:山本麻以 写真:佐野洋光
この記事は2026年5月29日に配信されたメルマガの再掲載となります。商品のお取り扱いや価格が変更になっている場合もございます。あらかじめご了承ください。