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【当店限定】三角軸のガラスペン │ 切子螺旋

TSUCHI-YA ガラスペン三角/切子螺旋 ¥15,400 本日は、ガラスペンのご紹介です。TSUCHI-YAでは、日常にゆとりをもたらすガラス製品をご紹介したく、器だけでなく、花器や指輪なども取り扱っております。その中でも、このガラスペンは試行錯誤を繰り返した思い入れのある商品。まだガラスペンを体験されたことのないお客様にぜひご覧いただきたいお品です。 TSUCHI-YA ガラスペン三角/切子螺旋 ¥15,400 私たちがガラスペンをつくりたいと思ったのは、まずその人気と入手困難なことにありました。TSUCHI-YAではガラス作品のつくり手を探す中、ガラスペンにも出逢いました。そして、なかなかの品薄。ファンの方でさえなかなか手に入らない状況に、ガラスペンの豊かさをもっと多くの方に知っていただきたいとの思いがありました。三角軸のガラスペンは3種のデザインをご用意しています。中でも切子螺旋は、ひねりと直線が融合したエレガントなフォルムに、切子を施し磨き上げたフラッグシップです。 TSUCHI-YAガラスペン三角/螺旋 ¥13,200 店頭で試し書きをお勧めすると、ほとんどの方が滑らかな書き味に声を上げられます。特にガラスに硬質なイメージを持たれるお客様には、スムーズでカリカリとしない書き出しに驚かれるようです。そして、一本のガラスペンですぐにインク色を変えられることにも魅力があります。ガラスペンを使い始め、ご自身の好きな色を探したり見つける喜びを見出すと、そこはもう「インク沼」です。 株式会社パイロット A インク 色彩雫 (深海/山葡萄/春暁) ¥3,300 TSUCHI-YAでは初めての方でもすぐにガラスペンを楽しめるよう、インクセットも3種も取り揃えております。 TSUCHI-YAガラスペン三角/螺旋 ¥13,200 TSUCHI-YAオリジナルの化粧箱に入れてお渡しです。装飾的で豪華なガラスペンに比べ、お求めやすい価格もTSUCHI-YAのこだわりです。ガラスペン未体験の初めての方や、ギフトでも喜んでいただける一品を、ぜひ一度お試しいただければ幸いです。 この記事は2025年9月12日に配信されたメルマガの再掲載となります。商品のお取り扱いや価格が変更になっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

【琉球ガラス】琉球ガラス工房 glass32 青の洞窟

本日は沖縄の琉球ガラスをご紹介します。沖縄やんばるでの波乗りを愛してやまない琉球ガラス職人・具志堅充さん主宰の「琉球ガラス工房 glass32」。中でも、黒に濃紺とクリアな青のグラデーションを配した幻想的な作品「青の洞窟」は、その独創的な感性を象徴していると言えるかもしれません。 琉球ガラス工房glass32 青の洞窟 底穴 モールグラス ¥4,400 3年前工房に伺った時に目を奪われたのは、全面が黒いガラスのグラス。手に取り中を除くとまるでそこには真っ青な水面が浮かび上がりました。 琉球ガラス工房glass32 青の洞窟 底穴 ロンググラス ¥4,800 当時、クリアなガラスで日常遣いにふさわしいコップを、全国で探していたとき、カラフルな印象のあった琉球ガラスの中で、黒いガラスを組み合わせていた具志堅さんの作品に一目惚れをしました。 琉球ガラス工房glass32 ヴィンテージタンブラー クリア ¥3,200 琉球ガラス工房glass32 ヴィンテージ冷茶 クリア ¥2,800 黒いガラスは琉球ガラスらしくないとの声もあったと伺いましたが、一本の黒いラインが施されたコップのモダンさは、日々の生活で心のゆとりと、つくり手との繋がりを感じていただける逸品です。開店から3年経つTSUCHI-YAで扱う琉球ガラスは、今でもそんな唯一無二の具志堅さんのグラスたちが定番として並んでいます。 琉球ガラス工房glass32 縦モールグラス 黒 ¥4,600 TSUCHI-YAでは、在庫を切らさないよう大量に製造いただいているため、入荷まで3〜6ヶ月かかることもある「琉球ガラス工房 glass32」の商品群。現在は豊富なラインナップを取り揃えております。お手頃な値段も魅力のモダンな琉球ガラスは、浅草合羽橋本店、銀座店、オンラインショップでご覧いただけます。商品によって個数やラインナップが異なりますので、店舗在庫をご確認の上ご来店くださいませ。 琉球ガラス工房 glass32│商品一覧 この記事は2025年8月25日に配信されたメルマガの再掲載となります。商品のお取り扱いや価格が変更になっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

Object Stories — 細小路 圭「花と蝶」

江戸切子は、一つひとつ、職人の手により生み出されます。中でも、鉢や花瓶、大皿など、サイズの大きな江戸切子は“一点もの”として制作されます。作品や、作品づくりへの想いを伺います。

Object Stories — 細小路 圭「菊唐草水指」

サイズの大きな江戸切子は“一点もの”として制作されます。作品展への出品やオーダーメイドを目的につくられることの多いそれらは、職人にとってどのような存在なのでしょう。ここでは、一点ものの“作品”に向き合う職人に、作品や、作品づくりへの想いを伺います。

あるがままのきらめき − 透きガラスの切子

切子のルーツ 切子に使われているガラス素材は、大きく分けて2種類あります。無色透明な「透き(すき)ガラス」と、外側に色付きガラス、内側に透明なガラスの二重構造になっている「色被せ(いろきせ)ガラス」です。今でこそ、日本では「切子といえば色被せガラス」という印象がありますが、そのルーツは透きガラスにあります。 もっと読む 「切子の素材 − 透きガラスと色被せガラス」の記事へ 透きガラスならではの美しさ カット面に受ける光の屈折によりきらめく、透きガラスの切子。そこには、無色透明ならではのピュアな美しさがあります。ここからは、室町硝子工芸でラインナップしている透きガラスの「江戸切子」をご紹介します。 * * * 繊細さと大胆さが同居八角籠目文様 オールド 玻璃 清涼な川の流れを思わせるカットと、繊細な文様が刻まれたオールドグラス。流れるような線と、規則正しく八角形が並ぶ「江戸切子」の代表的文様「八角籠目(はっかくかごめ)」を組み合わせています。 考案したのは、若手職人も多い「ミツワ硝子工房」に所属する、日本の伝統工芸士・石塚春樹さんです。きらきら、まばゆい輝きが溢れる、細かく刻まれた八角籠目。石塚さんによるカットは、手仕事で施すことのできるギリギリの細やかさです。さらにそこへ、波打つような力強いカットも施すことで、大胆で華やかな印象に。見る角度により多彩な姿を楽しめる、このグラス。手に取ると、きっとくるくる回し、さまざまな角度からきらめきを味わいたくなることでしょう。 モダンな組み合わせ亀甲魚子文様 オールド 玻璃六角形の「亀甲(きっこう)」文様をメインに、底面近くには丸い「魚子(ななこ)」文様を施したオールドグラス。手がけたのは「ミツワ硝子工房」に所属する、日本の伝統工芸士・石塚春樹さんです。 江戸切子で用いられる2つの代表的文様を、規則正しくカットし、組み合わせることで、まるで幾何学モチーフのよう。どこかモダンな印象に仕上がっています。このグラスは、全体に同じ文様を刻むことで、見る人の視線が分散。カットの美しさもちろん、飲み物などグラスの中身の見え方にも目がいく面白さがあります。飾って楽しむもよし、飲みながらじっくり眺めるもよし。他にありそうでない、シンプルながらも個性的なグラスです。 シンプルにきらめきを味わう菊つなぎ天開オールドグラス100年近く続く江戸切子工房「小林硝子工芸所」の3代目・小林淑郎(よしろう)さんが手がけた、このグラス。ぐるりと施されているのは、江戸切子の代表的文様である「菊繋ぎ(きくつなぎ)」です。 直線を交差させていく菊繋ぎを、非常に細かく刻むことで、きらきらと華やかな輝きがこぼれ落ちます。また、グラスの内側を覗き込むと、底面にも菊繋ぎが丁寧にカット。飲み物を注いだり、口にしたりするときにも、その仕事の美しさを感じられます。定番のオールドグラス。しかも、シンプルな透きグラスに、規則正しく代表的文様を施しているからこそ、確かな仕事が伝わる作品です。 * * *いかがでしたか? ひと口に「透きガラス」と言っても、デザインや刻まれる代表的文様で、随分印象が変わります。また、無色透明だからこそ、細やかな仕事が光り輝くという魅力も。※この記事は2021年に執筆されたものです。終売している商品もございます。お取り扱いについてはお問い合わせください。

江戸切子の技を未来へ紡ぐワイングラス「SUI-REN」

一つひとつ、職人の手による美しいカットが施された唯一無二のグラスで、好きなお酒を味わう至福のひと時にぴったりのワイングラス「SUI-REN(スイレン)」が「室町硝子工芸」をご紹介します。 そもそも、室町硝子工芸は、江戸切子の魅力を伝えたい。そして、その熟練の技や丁寧な仕事をこれからも繋げていきたいと、日本の職人の作品をご紹介しています。 お客さまから「家でよくワインを飲むから、切子のワイングラスがあったら欲しい」「贈り物をする相手がワイン好きで……」というお声をいただき、このグラスを形にするに至りました。 グラスの形は3種類。左から「ブルゴーニュ」(価格¥35,000(税込¥38,500))「スパークリング」(価格¥35,000(税込¥38,500))「ボルドー」(価格¥35,000(税込¥38,500))。こちらのプレートデザインは「Kikutsunagi(きくつなぎ)」です。   江戸切子らしさと機能性の両立 目指したのは、赤・白などのワインの色や香り、味をたのしむというワイングラス本来の体験を残しながら、江戸切子の華やかなカットもたのしめる意匠です。ワイングラスとしての機能性と、江戸切子ならではのきらびやかさ。これらを両立したモダンなワイングラス・シャンパングラスは、まだこの世にありませんでした。   「SUI-REN」はプレート部分のデザインを2種類ご用意しています。奥は、江戸切子の代表的伝統文様「菊繋ぎ」を施した「Kikutsunagi(きくつなぎ)」。手前は、代表的伝統文様の一つから着想を得たオリジナルデザイン「Nozomi(のぞみ)」です。 まず、グラスに華やかなカットを実現するために、施すカップ部分のカットの目の大きさを微調整する必要がありました。この目が細かすぎると、立体感が出ず、のっぺりとした印象に。するとたちまち、華やかさに欠けるのです。反対に、目が大きすぎると、立体感は出るものの、切子のきめ細やかな輝きが失われてしまいます。まさに絶妙なバランスが問われ、試行錯誤を繰り返しました。 機能性でいえば、口をつける部分(リム)とドリンクを注ぐカップ部分の多くには、あえてカットを施していません。これは、ガラス本来の透明な部分を多く残すことで、注がれたワインの味わいや色をたのしむというワイングラス本来の機能性を残すため。さらに、フット・プレート部分にもカットを施しました。これにより、機能性はそのままに、グラス全体へ華やかな印象を与えています。 熟練の技により実現した意匠 そうして仕上がった、このワイングラス。カットを施す職人曰く、通常より技術や手間が必要だといいます。 たとえば、ワイングラス特有の湾曲したガラス面へのカット。均等に美しくカットすることが、通常のオールドグラスへのカットよりも技術を要するのだとか。また、台座(プレート)の「Kikutsunagi」の部分は、カットする前に引く基準線(割出し)が、通常使用する専用の機械が使えません。そのため、基準線を引く作業は全て手で行ないます。 これらの理由から、当初は職人に渋い顔をされました。しかし、なんとしても、すばらしい職人技を生かしたワイングラスをつくりたい。そして、その技をより多くの人に知ってもらい、未来に紡いでいきたい。そんな私たちの想いを汲んでくれた、熟練の工房と職人により具現化しました。 贈り物が、日本の伝統工芸の継承に繋がる 相手の顔を思い浮かべながら選ぶ、結婚祝いや還暦祝いなど。趣味趣向を知っている大切な人への贈り物はとくに、相手が使ってくれるか。また、使いやすいかなども気になるポイントです。 このワイングラスは、好みや性別、年齢を問わず使いやすく、食器としてさまざまな空間になじむように、あえて透明のガラスを選んでいます。また、施した江戸切子の伝統文様も、シンプルなものにしました。しかし、細やかにカットすることで、独特のきらめきを放ち、華もあります。ペアグラスでのご用意もありますので、記念品・ギフトとしてお選びいただけます。また、ワインだけではなく、冷酒・日本酒を楽しむのもおすすめしております。 使いやすく、ギフトに贈りやすい。このワイングラスには、最初にお伝えした、江戸切子の魅力を伝えたい。そして、その技や丁寧な仕事をこれからも繋げていきたいという、室町硝子工芸の想いが込められています。 そもそも、このワイングラスだけでなく、ほかの江戸切子も、求めるお客さまが増えれば増えるほど職人の力が必要になります。つまり、職人の仕事や雇用が生まれ、業界が活気づくのです。 多くの製品の中から、何を選ぶのか。日々の選択が、日本の伝統工芸の未来に繋がる。そんな目線で、どうぞこのワイングラスを手にとってみてください。日々のシーンに自然になじみながら、職人の手により生み出された江戸から続く熟練の技をおたのしみいただけるはずです。 そうして、お客さまがたのしんでくださることが、職人への支援と、伝統文化を繋げることにほかなりません。   江戸切子のワイングラス「SUI-REN」の製品一覧ページへ ※この記事は2021年執筆の記事となります。 江戸切子のワイングラス「SUI-REN」   SUI-REN Kikutsunagi ボルドー SUI-REN Nozomi ボルドー

職人と江戸切子 — Vol.1 シンプルな文様に込められた仕事

ガラス生地に、職人が一つひとつカットを施していく「江戸切子」。繊細できらびやかな美を形にするため、職人は、くる日もくる日も江戸切子と向き合い、その腕やセンスを研きます。 工房や職人によるスタイルがあり、作品を一目見ただけで誰が手がけたかわかる職人もいるほど。また、どれだけ経験を重ねても、それに甘んずることなく、目の前のガラス生地をいかに美しく仕上げるかを考え、手を動かす。厳しくもすばらしい、その世界。 ここでは、唯一無二の江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介します。 「江戸切子」の特徴といえば、伝統文様を始めとする様々な文様のカットです。複数を組み合わせる場合が多いですが、中には一つの文様で、ストイックに表現されるものもあります。 たとえば「室町硝子工芸」で、2020年の冬から手掛けているオリジナル商品もそう。初めて江戸切子を手にする方や、日本の伝統工芸品に触れたことのない方にも手にしていただきやすいようにと、一つの伝統文様で仕上げるシンプルでモダンな意匠を目指しています。 オリジナル商品の第二弾であるロックグラスとタンブラーの「唯千(ゆいせん)」も、その一つ。デザインは、着物などの染め物に用いられる「千筋(せんすじ)」から着想を得ました。 職人は「ダイヤモンドホイール」と呼ばれる専用の機械を使用し、約3mm間隔で均一にカット。スッスッと縦に伸びるラインは、光を受けると、凛とした涼やかな光を放ちます。手がける職人曰く、この一定に淀みなくカットしていく技術こそ、もっとも難しくて美しさにつながる大事なポイントです。 「唯千」は、職人が手を動かさねば、こうは輝きません。それには二つ、大きな理由があります。 一つは、一見同じように見えるガラス生地には、形や厚みに僅かな差があります。なぜなら、江戸切子のガラス生地は、一つひとつ専門の職人が息を吹き込みつくっています。そのため、どうしても個体差が出てくるのです。個体差を活かしつつ、美しいカットを施すことも、熟練の手仕事がなせる技。江戸切子の職人は、それぞれのガラス生地に合わせて微妙な加減でカットを施し、両方の魅力が最大限に生かされた仕上がりを追求します。 もう一つは、手仕事ならではの、エッジの効いたカットです。実は、機械の場合はこうはいきません。というのも、グラスの表面に模様をつける場合、機械では「プレス加工」といい、様々な溝が刻まれた金型に水飴状の熱いガラスを流し込んで成形します。高温のガラスは粘度が非常に高いため、あまり細かな金型では溝の奥までガラスが入り込まず、どうしても丸みを帯びた角に仕上がります。「唯千」の場合、約3mmと細かく均一なシャープさを表現したいため、職人の手仕事が必須なのです。 この一定に刻まれる細かな縞模様は、少しでも手元が揺らぐと台無し。だから職人は、まるで息を殺すように、グッと集中しながら作業しています。その努力と、高い技術があってこそ「唯千」の追求する美しさは形になるのです。 手に取り、眺める時間もよろこびになるような江戸切子。そこには、静かな情熱に燃える職人の存在がありました。 ※この記事は2021年執筆の記事となります。

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