ランドセル革短冊の
江戸風鈴
江戸風鈴とは
今回協力いただいたのは、江戸時代からの製法・技術を受け継ぐ、ガラス風鈴工房「篠原風鈴本舗」。江戸時代から変わらない、宙吹きガラスの技術。一つひとつが手づくりのため、大きさや厚みに個体差があります。その差は音色の違いにも現れます。江戸風鈴は一つとして同じ音はありません。
手触り感のある
透明ガラスの風鈴
通常、絵付けをするため表面がツルツルしたものが選ばれます。一方で、泡やシワがあるものは、用途が限られるため在庫が溜まっていました。今回私たちが選んだのは、その日の目を見ない透明な風鈴。そこには、ガラスならではの風合いと透明ガラスの魅力があると考えました。
篠原風鈴本舗と
土屋鞄製造所の合作
私たちはこの透明ガラスで色鮮やかな風鈴をつくりたいと考えました。そして、一見して矛盾したこのコンセプトを、土屋鞄製造所の職人が実現。風鈴を鳴らすために欠かせない「短冊」を、カラフルなランドセルのパーツで叶えてくれました。
カラフルなランドセルが
風鈴の短冊に生まれ変わる
使用したのは、ランドセルのベルトパーツ。これがサイズも形も短冊にピッタリ!パーツを熟知する生産管理のメンバーだからこその気づきでした。さらに、質の高いランドセル制作のために、少し多めに製造されたこの部材がなければ、風鈴短冊の実現はありませんでした。